■負けない! 首位・横浜FCが6戦不敗
横浜FCがたくましい。
J2リーグは3月26日に第6節が行なわれ、前節まで首位の横浜FCはヴァンフォーレ甲府とのアウェイゲームに臨んだ。
過去2試合は前半に得点を許し、追いかける展開となった。この日は20分に、小川航基が先制ヘッドをマークする。小川はシーズン4得点目で、得点ランクトップタイだ。
前半終了間際の42分には2点目を奪う。フィリペ・ヴィゼウが敵陣でパスカットし、ペナルティアーク付近の齋藤功佑へつなぐ。背番号8の今シーズン3点目となる左足シュートが、ゴール左へ吸い込まれた。後半67分の失点で1点差に詰め寄られたものの、2対1で逃げ切った。
四方田修平監督率いる横浜FCは、これで5勝1分とした。ここまでの対戦相手は大宮アルディージャ、V・ファーレン長崎、大分トリニータ、水戸ホーリーホック、ファジアーノ岡山、それに甲府と、J1昇格候補にあげられるチーム、好スタートを切ったチームが含まれている。
クリーンシートが1試合なのは課題にあげられており、四方田監督も「もうちょっと安定して堅く守れるようにしないといけない」と話しているが、勝ち切ることと負けないことを実現できている。難しい序盤戦を過ごすチームもあるなかで、横浜FCの歩みはたくましい。
横浜FCがどこまで不敗を続けていくのか。
どこが彼らを止めるのか。
次節はモンテディオ山形が横浜FCに挑む。