■J1への「個人昇格」
J2のシーズンオフと言えば、「個人昇格」が注目だ。所属チームはJ1昇格を果たせなかったものの、J1のクラブにステップアップする選手のことだ。今シーズンのJ1では明本考浩、小泉佳穂、平野佑一(いずれも浦和レッズ)、加藤陸次樹(セレッソ大阪)らが、J2での経験を経て加入1年目から存在感を示した。J2昇格1年目のブラウブリッツ秋田でプレーしていた鈴木準弥は、サイドバックにケガ人が続出したFC東京へ7月に引き抜かれた。
今シーズンはジュビロ磐田と京都サンガF.C.がJ1昇格を勝ち取ったが、J1でも通用するとの期待を抱かせたタレントは、昇格2チームに止まらない。そこで、個人昇格の可能性を持った11人をピックアップしてみた。チームが昇格した磐田と京都の選手は対象外したが、契約満了の選手はその限りではない。また、レンタルバックが発表された選手は、すでに個人昇格が決定した選手として対象に含めることとした。
あなたの考える11人と比べながら、読み進めてみてほしい。(#1・2のうち2)