■上門にはすでにJ1からオファー
右サイドでプレーする左利きのアタッカーでは、6得点8アシストの中原輝(モンテディオ山形)、8得点6アシストの松崎快(水戸ホーリーホック)もJ1クラブの注目株と言っていいが、ここでは10得点10アシストの吉尾海夏をセレクト。横浜F・マリノスに所属しながら19年はベガルタ仙台、20年と21年は町田でプレーしたが、明確な数字を残したことで古巣復帰やJ1クラブへのレンタルなどの道も開けた。町田残留を含めた選択肢のなかから、どのような決断を下すのか。
FW 山田康太(モンテディオ山形)
ピーター・クラモフスキー監督の就任とともにスペクタクルなサッカーを展開した山形で、1トップのやや後方から攻撃にバリエーションを生み出した。ドリブル、パス、シュートのいずれも高いレベルにあり、個人で局面を打開できる。所属元の横浜FMへの復帰も含めて、3シーズンぶりのJ1復帰へ機は熟した。攻撃的なMFでは、新潟で10得点14アシストの記録を残した高木善朗も、個人昇格の有資格者だろう。
今シーズンは2列目と2トップの一角でプレー。シュートレンジの広さと精度の高さが魅力で、自身2度目となる2ケタ得点(13)を記録。すでに名古屋グランパスとC大阪が獲得に名乗り出ていると報道され、すでにC大阪移籍が濃厚とも報じられている。アタッカーでは大卒1年目で13得点の佐藤凌我(東京ヴェルディ)が、将来性の高い優良株だ。