■「三好と食野はちょっと厳しいかな」「最後のチャンスを、もっと頑張って欲しかった」
―20分には、久保から食野亮太郎、30分には堂安から三好康児へと交代しました。三好と食野については?
大住「ちょっと厳しいかな?」
後藤「ゲームがああなった状態で出てくるのは厳しいと思うけど。でもね、“じゃ、まあいいか”という状態の相手には、もうちょっと、ちゃんとしたプレーをしないと」
―これで五輪への最終選考試合が終わりましたが、最後のカタルシスはありましたか?
大住「3バックは、やっただけで効果的な感じはしなかったけど、ああいうことをやっていくというのは悪くはないと思う。ただ、後半の3-0になった以降は、もう相手もやる気がなくて、日本も空回りしている選手がいて。試合としては少し落ちてしまった気がした」
後藤「あそこで出場機会をもらった選手は、最後のチャンスだったんだから、もうちょっとやらないとね」
大住「まあ、難しいんだけどね。そういう時って」
後藤「そうそう」
―三好はもう少し時間が必要でしたか?
大住「この間も言ったけど、三好は堂安と久保と重なるんだよね。3人目は必要か、と考えると、どうなんだろうなって。18人って本当に厳しいところで、相馬や旗手のようにいろんなところができる選手がいると、ここしかできない、という選手は、本当に飛びぬけていないと難しいんだよ」