■川崎Fでサイドバックを務める旗手の攻撃力に期待!
招集した23人を漏れなく起用することが臨まれるが、スタメンは選ばなければならない。今回のメンバーでは、以下の11人を第1戦の先発と予想する。システムはこのチームのベースとなっている3-4-3だ。
GKは大迫敬介(サンフレッチェ広島)だ。沖悠哉(鹿島アントラーズ)、谷晃生(湘南ベルマーレ)も所属先でポジションをつかんでいるが、本大会ではGKが2人体制になることを考えると、これまでの実績を含めて大迫がリードすると考える。
3バックは右から渡辺剛(FC東京)、板倉滉(FCフローニンゲン)、瀬古歩夢(セレッソ大阪)を選ぶ。左CBは古賀太陽(柏レイソル)と町田浩樹(鹿島アントラーズ)の名前も浮かぶが、今回は瀬古を推したい。3バックの並びについては、違う組み合わせも有り得る。
セントラルMFは、主将を務めてきた中山雄太(ズヴォレ)と田中碧(川崎フロンターレ)のコンビとする。所属クラブで攻守に幅広く関わる田中が、アルゼンチン相手にどこまでできるのかは興味深い。
両サイドは右に菅原由勢(AZアルクマール)、左に旗手怜央(川崎フロンターレ)をチョイスした。右は橋岡、左は杉岡大暉(鹿島アントラーズ)が不在のなかで、このふたりがどこまで存在感を示せるか。川崎で攻撃的な左サイドバックとしてプレーしている旗手には、守備に追われても攻めに出ていくパワーを見せてほしい。