小雨の中のドラマを、観戦したサポーターたちは忘れないに違いない。
3月24日、サッカー日本代表対ウルグアイ代表戦が国立競技場で行われ、1対1のドローで終わった。
森保一監督の下での2026年のワールドカップに向けての初陣を迎えた“新生”日本代表は、GKにシュミット・ダニエル。DFは板倉滉と瀬古歩夢がCB、左SBに伊藤洋輝、右に菅原由勢。
中盤に遠藤航と守田英正、鎌田大地、堂安律、そして三笘薫が先発。1トップに浅野拓磨という布陣で南米の強豪との一戦に臨んだ。
試合は前半38分、レアル・マドリードで活躍するバルベルデがポスト直撃弾からセルフで頭で決めて先制。
その後、65分には堂安と途中交代で出場した伊東の突破シーンが日本のPKと判定されるチャンスもあったが、VARで取り消し。
そして、国立競技場の6万人を沸かせたシーンは、75分に訪れた。
74分に、森保監督は守田、鎌田と田中碧、西村拓真の2枚替え。そして、交代から1分も経たないうちに、西村が鮮やかな仕事をしてみせた。