■ACLはウズベキスタンで集中開催
川崎フロンターレのアジアでの戦いは、ウズベキスタンで集中開催される予定だ。6月25日から7月11日までの約2週間で、初見の相手と連続して対戦する。相手もなりふり構わず勝負に徹してくる中で、絶対的な自信を持つ“川崎のサッカー”を披露できるとは限らない。
奇しくも、次節のホーム札幌戦は昨年、川崎が完敗を喫したカードである。マンマークで対策を練ってきた札幌を相手に、川崎は1得点も奪うことができずに2失点して敗れた。ピッチでボールを回すことができない中で、いいところなく敗れた試合だ。
王者・川崎といえど、自分たちのコンディションと相手の状態でゲームの行方は左右される。川崎が国内最強クラブからアジア最強クラブになるために、そしてその先を見据えるために、仙台以外の国内クラブに手間取っている時間は必要ない。