■不安要素を払拭した2021シーズン

 もともと今季は、2020年シーズンの最速優勝や得点数、勝ち点数を上回ることを目標としており、事実上、“川崎の川崎超え”を自らに課していた。昨年アンカーを務めた守田英正が海外移籍した他、レジェンド中村憲剛の引退など不安要素もあったものの、現時点でさらに圧倒的な強さを見せており、川崎超えは現実的な目標と言えそうだ。

 まずは、5月4日に等々力競技場で2位・名古屋を叩いて勝ち点差を「9」に広げ、まだ5月ではあるが、最速優勝に向けて動き出してみせる。

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