■山形を活性化する19歳DF半田
新潟とFC琉球の連勝が「5」で止まった。新潟はJ3から昇格してきたSC相模原と2対2で引分け、琉球は大宮アルディージャとスコアレスで勝点1を分け合っている。
順位表の上位をツエーゲン金沢、京都サンガF.C..、ヴァンフォーレ甲府らが構成しているなかで、昨シーズンの上位チームが勝点を伸ばせずにいる。昨シーズン3位のV・ファーレン長崎、同5位のギラヴァンツ北九州、同6位のジュビロ磐田、同7位のモンテディオ山形らは、5節終了時点で10位以下に沈んでいた。
今節では北九州と山形が激突した。
どちらも1勝2分2敗と苦しんでいるが、北九州は開幕2連敗から3試合負けなしと上り調子だ。一方の山形は、栃木SCとファジアーノ岡山に連敗している。試合内容は悪くないものの、結果がついてこないのだ。コンディション調整中の選手が多いことも、上昇気流に乗れない要因となっている。
強風の影響を受けた北九州とのアウェイゲームも、無得点で引分けた。チームの狙いはしっかりと表現できており、シュート数では14対4と圧倒したが、決定的なシーンは多くなかった。「ゴールを奪うというところのクオリティーを、みんなが共有する部分は課題」と、石丸清隆監督も話している。