川崎300勝達成! (1) 決勝弾・遠野大弥に“日本代表の先輩”がかけた「試合後の言葉」の画像
川崎フロンターレの300勝目の決勝弾を決めた遠野大弥 撮影:中地拓也
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■4月7日/J1第8節 川崎フロンターレサガン鳥栖(等々力)

 Jリーグ史上、10クラブ目となるJ1通算300勝だ!

 等々力競技場にサガン鳥栖を迎えた一戦は苦しんだ90分間だった。ボールを保持できても、なかなかゴールが決められない。さらに、アウェイユニフォームにひやりとさせられる場面も作られた。

 そんな状況を打破したのが、遠野大弥だ。連戦ということもあって、前節スターティングメンバーだった三笘薫家長昭博がベンチスタートとなり、旗手怜央はベンチ外。代わりに先発したのが、小林悠長谷川竜也田中碧だった。そのため、三笘や家長に加えて知念慶と遠野大弥という3トップを主戦場とする選手が4人もベンチに座っていた。

 スコアレスで膠着したピッチに最初に送り出されたのが、三笘と遠野だった。長谷川と脇坂に代えて62分に交代。三笘が左ウイングに入り、遠野は脇坂に代わってインサイドハーフに入った。

「点を取って来いと言われた」

「(シュートやランニングといった)良さを表現してこい」

 鬼木達監督にそう言われてピッチに立った遠野は、わずか3分後にゴールを決めて見せた。右サイドで保持したボールを、ジョアン・シミッチレアンドロ・ダミアンに向けて強めのパス。ダミアンはそれをフリックすると、ボールはペナルティエリア前に入っていた遠野の足元に来る。

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