■3月3日/J1第11節 川崎フロンターレ―セレッソ大阪(等々力)
極寒の中で開花しそうな“桜”の芽をつぶし、見事連勝だ!
開幕戦を2-0のスコアで勝利したチーム同士の対戦は、セレッソに2度先行される難しい展開となった。そのゴールを奪ったのは、かつての川崎のエース大久保嘉人だった。試合開始わずか5分、ペナルティエリア外からのスーパーな長距離弾を決めて、古巣に強烈な“恩返し弾”を披露してみせた。
「前半の嘉人選手のスーパーゴールを含めて難しい展開になりました」
鬼木達監督がこう振り返ったように、ミッドウイークの試合で厳しい立ち上がりとなったが、わずか2分後に同点としてみせたのが、川崎の現エース・レアンドロ・ダミアンだ。右サイドからDF山根視来が上げたクロスを、ダイレクトで右足で合わせてゴールネットに突き刺したのだ。