■スコア以上に圧倒した「内容」と「数字」
大久保は開幕戦でもゴールを決めていたが、この日は中3日で2発。3年連続でJリーグ得点王に輝いた川崎の地で、その嗅覚を取り戻したかのような暴れっぷりだった。
「今日は選手全員がブレることなく、焦れることなく攻撃をし続けられたこと、ボールを握るところから攻撃できたとろは評価できる」
試合後に鬼木達監督がこう振り返ったように、2度も先行されたがライトブルーのユニフォームは慌てることがなく、ボールを握る時間を増やしていった。前半終了時点でスコアこそ1点ビハインドだったが、ボール支配率は66%、パス成功数はC大阪の162本に対して413本と圧倒する。