その場合、FWに杉本を据えるか、あるいは武藤を置くかという選択肢になる。レオナルドがいた場合、武藤はトップ下で起用される可能性が高かった。つなぎ役としての能力に加えて、本来は得点力も高く、前線に飛び出してのチャンス創出が期待できるからだ。。対抗は、琉球から加入した小泉佳穂か。サイドは汰木康也と田中達也が最初の選択肢となり、そこに、明本考浩、関根貴大が割って入る形になりそう。

 ただ、武藤が最前線で使われる場合には、プロ2年目のMF武田英寿の起用も有力だ。武田はここまでの練習試合で得点を量産。リカルド・ロドリゲス監督も賞賛しており、開幕先発メンバーに名前があってもサプライズはない。

 ボランチは、柴戸海と金子大毅の組み合わせが攻守のバランスからチョイスされそう。ただし、さらに攻撃的にいきたい場合は小泉佳穂をボランチで起用することもあるだろうし、武田英寿の台頭も期待されるところだろう。

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