しかし、昨季の浦和は、チーム得点王のレオナルドが11得点、チーム内得点2位の興梠が10得点を奪ったのはいいが、チーム内得点3位の選手となるとMFマルティノスの4得点とぐっと落ちてしまう。そこで中盤の選手の得点機会をいかに増やすかが今季の課題だが、これに関しては、リカルド戦術の浸透とともに解消できそうだ。
FWのファーストチョイスはレオナルドになる、と思われた。興梠が昨季最終節の負傷で、序盤の起用に影響が出る可能性が高いからだ。
ところが、そのレオナルドが中国・山東に移籍することが濃厚に。本稿編集時点ですでにキャンプから離れているということで、昨季の得点王を失ってシーズンに挑むことになってしまった。