【2020年シーズンの成績】
10位 (勝ち点46) 13勝7分14敗 43得点56失点 得失点差-13
【チーム内得点ランキング】
1位=レオナルド(11得点)、2位=興梠慎三(10得点)、3位=マルティノス(4得点)、4位=槙野智章、山中亮輔、エヴェルトン、武藤雄樹、杉本健勇、関根貴大(2得点)
【チーム内最長時間出場者】
1位=西川周作(3060分)、2位=橋岡大樹(2745分)、3位=槙野智章(2206分)、4位=山中亮輔(2012分)、5位=興梠慎三(1957分)、6位=レオナルド(1802分)、7位=岩波拓也(1793分)、8位=エヴェルトン(1774分)、9位=汰木康也(1771分)、10位=長澤和輝(1716分)、11位=柴戸海(1708分)、12位=トーマス・デン(1685分)、13位=武藤雄樹(1361分)、14位=関根貴大(1324分)、15位=マルティノス(1308分)
浦和レッズにとって、2021シーズンは転換の年になりそうだ。2019年シーズンを14位という順位で終わった悔しさから脱却するはずの昨シーズンも、2ケタ順位となる10位でフィニッシュ。掲げていた「3年計画」が不調であることを認めたうえで、大槻毅監督と決別。J2徳島で指揮を執っていたリカルド・ロドリゲス監督を招聘した。
大槻レッズは、その“将来像”を見せることがなかなかできなかった。〈「個」の能力の最大限の発揮〉という観点からか、戦術的な約束事は他のチームに比べて少なかったように見られたが、皮肉にも、それが個の能力の発揮の機会を奪ってもいた。対戦チームのスカウティングに優れた能力を持つ大槻監督だったが、過密日程による限られた時間の中で、自チームの戦い方を植え付けることには苦戦していたようだ。