■ACLの延期によって、Jリーグはさらに変則に
ACLは新型コロナウイルスの影響でほとんど試合が消化されないままだったが、東地区の大会は11月後半から12月にかけてカタールでの「集中開催」という形で開催されることになっており、先日キックオフ時間など詳しい日程も発表になった。
東地区に関しては、当初は10月下旬から11月にかけてベトナムとマレーシアで開催される予定となっていた。そのため、3つのクラブに関連する10月下旬以降の試合は前倒しして開催されていた。
たとえば、10月24日、25日の第24節で川崎はヴィッセル神戸とアウェーで対戦することになっていたのだが、この第24節の試合は前倒しとなり、8月26日に開催されていた(2対2の引き分け)。だから、川崎は10月24日、25日の週末に試合がなかったのだ。
だが、10月後半に予定されていたACLの東地区大会は新型コロナウイルス感染が終息しなかったためさらに延期されたのでJリーグの日程は再び変更され、それによって日程はさらに一段と変則的になってしまった。
川崎は10月31日に第25節でFC東京と対戦するが、この間、前の試合から中13日と試合間隔が開く。一方、対戦相手のFC東京は10月28日の水曜日に第30節の大分トリニータ戦を戦うので、こちらは中2日。圧倒的に川崎有利の日程になってしまった(もっとも、連勝中の川崎の鬼木達監督は試合間隔が開くことをけっして歓迎していないだろうが)。