J2前半戦のベスト11+α(1)MVPは北九州の心臓、覚醒の水戸・攻撃的MFも選出!【戸塚啓J2のミカタ】の画像
山口一真(水戸ホーリーホック)  写真:新井賢一/アフロ
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■6連勝の福岡からサロモンソンと上島を選出

 2020年のJ2リーグは、9月23日に前半戦が終了。26日から後半戦が始まる。そこで今回は『J2のミカタ』特別版として、前半戦のベストイレブンをピックアップしてみた。

 選考基準を設けてある。11試合以上に先発していることだ。シーズン途中の移籍で定位置をつかみ、チームの成績に直結する働きをしている選手も、基準を満たさなければ選んでいない。

 チームの成績も考慮した。複数の候補者がいる場合は、チームの成績が上位の選手を優先した。

 リーグ戦と同じように7人の控え選手に加え、監督も選んである。「他に選ぶべき選手がいるだろう」という意見は承知だが、この11人プラス7人が前半戦のベストイレブンにふさわしいのも間違いないはずだ。

 

GK  上福元直人(30歳・徳島) 16試合出場(1375分

 9節にケガから復帰して7試合ぶりに先発すると、そこから13試合連続で先発フル出場。守備面での見せ場はそれほど多くないものの、リーグ最少失点に貢献している。ポゼッションで対戦相手を上回る試合が多いチームで、足元の技術を生かしてビルドアップに加わり、DFラインをサポートする。

右SB エミル・サロモンソン(31歳・福岡) 20試合出場(1635分)1点

 サイドバックとしてのディフェンス能力はもちろん、高精度の右足キックはJ2トップクラス。14節の栃木戦で直接FKを叩き込んで勝利を呼び込み、20節の金沢戦で右CKからドウグラス・グローリの先制ヘッドをアシスト。ここまで6アシストはチームトップで、ロースコアの攻防が多い攻撃を支える存在となっている。

右CB 上島拓巳(23歳・福岡) 21試合出場(1726分)1得点

 柏レイソルから期限付き移籍し、チーム最多タイの21試合に出場し、同最長の出場時間を記録。ブラジル人CBドウグラス・グローリとのコンビはリーグ屈指の高さと強さを誇り、徳島に次ぐリーグ最少2位の失点数の裏付けとなっている。CBでは角田誠二見宏志(長崎)、ヨルディ・バイス(京都)、田代雅也(栃木)、水本裕貴(町田)らも安定したパフォーマンスを披露しているが、17節から21節のチームの6連勝も評価して選出。

左CB 石井秀典(35歳・徳島) 20試合出場(1692分)0得点

 前半戦の失点がリーグ最少の徳島で、DF最長の出場時間を記録した。3バックにも4バックにも柔軟に対応し、ビルドアップをしながらリスクマネジメントに目を光らせる。細かなポジショニングの修正で守備に穴を作らず、球際では強度の高いプレーで相手の攻撃をブロックする。9月23日が35歳の誕生日だった。

左SB 亀川諒史(27歳・長崎) 20試合出場(1627分)1得点

 同サイド2列目の澤田崇とのコンビは、チームのストロングポイントとなっている。タッチライン際を何度もスプリントし、攻撃に厚みを加える。今シーズンはゴール前に入り込んでのシュートも多い。チームは16節から6試合連続で勝っていないが、そのなかでもパフォーマンスを落とさずにプレーしている。

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