今回のtotoでは、J1第4節の8試合とJ2第4節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
今回の予想では、あるデータが偏っている。ホームチームのアドバンテージが目立つカードが、珍しいほどに多いのだ。
例えば、ジュビロ磐田とガンバ大阪の顔合わせだ。トータルでの対戦成績では磐田が勝ち越しているものの、30勝7分24敗と勝率5割弱といったところ。だが、ホームで迎え撃つと20勝3分7敗と、一気に7割弱まで勝率が跳ね上がるのだ。
同様の傾向があるのが、清水エスパルスとセレッソ大阪の対戦。通算成績は、清水から見て22勝7分21敗と、ほぼ五分の星。だが、これを清水のホームに限ってみると、15勝4分6敗と一気に勝ち星が敗戦を上回る。
もともとの相性が良いカードもある。柏レイソルは通算で17勝3分4敗、ホームでは9勝1分1敗とアビスパ福岡を圧倒。川崎フロンターレは名古屋グランパスにホームでもアウェイでも11勝4分4敗と、お得意様にしている。こうしたチームはホームの勝利を抑えておけばいいだろう。