■パリ五輪世代など初招集も4人
ウズベキスタンはワールドカップのアジア2次予選で思いがけなく敗退を喫し、現在進行中の最終予選には出場していない。2次予選終了後、それまでイラク代表を率いていたスレチコ・カタネッツ監督が就任、新体制の下で積極的に強化を進めている。技術が高く、インテンシティの高いサッカーも身につけているので、コンディションアップの相手としてはまず申し分ない。
22人のメンバーには11月のアウェー2試合(ベトナム戦、オマーン戦)に招集された選手が10人いるが、残りの12人のうち、最も近くに招集されたのはDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)で、9月のワールドカップ予選2試合でチームにはいり、中国戦で交代出場している。DF中谷進之介(名古屋グランパス)はことし6月、MF稲垣祥(名古屋)、江坂任(浦和)、脇坂泰斗(川崎フロンターレ)はことし3月以来の招集。FW武藤嘉紀(神戸)は2019年11月以来、MF相馬勇紀(名古屋)は2019年12月のE1選手権(韓国開催)以来、そしてMF渡辺皓太(横浜F・マリノス)は2019年6月のコパアメリカ以来の日本代表だ。
日本代表初招集も4人いる。セレッソ大阪のセンターバックでコンビを組むDF瀬古歩夢と西尾隆矢の2人、北海道コンサドーレ札幌のMF小柏剛、鹿島アントラーズのFW荒木遼太郎である。このうち西尾と荒木は2024年のパリ・オリンピック年代の選手である。