■3トップ、3バック、5バック…想定される組み合わせは無限大
実現の可能性はさておき、少し奇をてらったフォーメーションも考えてみたい。
攻撃力の高いFW陣を贅沢に使う3トップで、3-4-3の布陣を想定してみる。GKは西川周作。最終ラインは左から槙野、ショルツ、岩波拓也。左WBは田中、右WBが酒井。ボランチは左から小泉と西。そして、前線は左から江坂、トップにユンカー、右に木下を置く。もちろん、この3トップの中に興梠を組み合わせるのもおもしろいかもしれない。3トップは現在、川崎や横浜FMなどが採用しているが、今の浦和の戦力のなかで実現されれば、相手の脅威になることは間違いないだろう。
また、第24節から第26節の3試合では、浦和がリードするなか、いずれも試合終了間際に5-4-1のシステムが登場している。3試合とも、5バックで守備を固めたことで浦和が勝利し、リーグ3連勝となった。守備重視のオプションとして今後も試合終盤に見る機会は増えそうだ。
フォーメーションだけではなく、さらにここに選手の組み合わせも考慮すれば、想定される先発予想は多岐にわたる。相手チームから見れば浦和戦の予測が立てづらくなるし、それぞれのポジションで競争がさらに激化することでチーム全体のレベルが向上することも期待できる。
あなたが考える“浦和の理想スタメン”はどのような布陣だろうか。