五輪代表、最高のラストマッチ「07・17スペイン戦」で試すべきこと【生命線となる守備陣編】の画像
ホンジュラス戦でも吉田麻也と酒井宏樹はA代表さながらの連携を見せた 撮影:中地拓也
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■7月17日/キリンチャレンジカップ U-24日本代表ーU-24スペイン代表(ノエビアスタジアム)

 東京五輪に出場するU24日本代表が、本番前のラスト2連戦に挑んでいる。1戦はすでに3-1で勝利したホンジュラスで、もう1戦は17日に対戦するスペイン代表だ。フル代表昇格をすでに果たしている選手が6人いる同国とのマッチは、世界最高峰の相手に対してどれだけやれるかの腕試しとなる。

 スペイン代表の3トップはかなり強烈だ。予想布陣は、センターにダニ・オルモ、右にミケル・オヤルサバル、左にオーバーエージのマルコ・アセンシオ。ダニ・オルモとオヤルサバルはユーロ2020に招集されたメンバーだ。ダニ・オルモはユーロで5試合に出場して3得点。その出場時間は377分だった。A代表出場数は16で、通算3ゴール4アシスト。スペイン代表としての存在感を着実に増している。

 オヤルサバルは、5試合が32分以内の出場ながら6試合に出場してみせた。これで総キャップ数を19にしており、クロアチア戦で奪ったゴールでA代表通算ゴール数を5に伸ばした。

 そして左に入るマルコ・アセンシオは、超絶技巧が持ち味のレアルマドリードの選手だ。右ウイングを本職とするが、今回は左ウイングでの出場が増えそう。昨年11月のドイツ戦以降はフル代表から離れてはいるが、キャップ数は26。ラ・リーガでは163試合に出場し22得点31アシストと、実績は申し分ない。ノエビアに駆けつける日本代表サポーターの中にも、そのテクニックに期待している人も多かろうが、いかに制することができるか。

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