【J1分析】浦和が鹿島相手に完勝!(3)リカルド・ロドリゲスの「特別な日」と“キャプテン”槙野智章の思いの画像
浦和リカルド・ロドリゲス監督と槙野智章 撮影/中地拓也

■4月3日/Jリーグ第7節 浦和レッズ鹿島アントラーズ(埼玉)

 前半アディショナルタイムに鹿島のDF関川郁万のゴールで追い付かれながらも、浦和は後半21分、DF槙野智章のPKが決勝点となり、2-1で勝ち点3を手にした。

 カップ戦も含めると、浦和は直近4試合勝ちなしで、しかも4試合連続で無得点。そんな状況を打開しようと、浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、3月21日に行われたリーグ第6節・川崎戦のメンバーから先発5人を入れ替えて臨んだ。先発で起用されたのは、FW武藤雄樹、MF明本孝浩、MF武田英寿、MF柴戸海、DF西大伍。西は、移籍後リーグ戦初スタメンとなった。

 試合の序盤から浦和はボールをキープして試合を展開する。前半37分には浦和の左からMF小泉佳穂が右サイドの西へ送ると、前線へ動き出した明本にクロスを供給。明本が左足でゴールにおさめ、先制に成功した。

 前半アディショナルタイム、鹿島に同点に追いつかれるものの、後半に入っても浦和は攻撃の手を緩めなかった。1-1のまま迎えた後半18分、武藤のスルーパスから明本が抜け出し、ペナルティーエリアに侵入すると、これが相手のファウルを誘い、浦和がPKを獲得した。

 キッカーを務めたのは、この日キャプテンマークを巻いたDF槙野智章。3分後の後半21分、槙野はゆっくりと助走し、ゴール左隅へ冷静にPKを沈める。そして、歓喜に湧くゴール裏のサポーターを鼓舞しながら走り出した。さらに、控えメンバーに呼びかけながらベンチに向かう。そして槙野が向かった先は、リカルド・ロドリゲス監督だった。ベンチ前で待ち構える指揮官に、槙野は勢いのままに抱きつき、熱い抱擁を交わした。

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