■「自分たちがやり方をまだ模索している最中」
「自分たちがやり方をまだ模索している最中なので、早く自分たちなりの答えを見つけられたらいい」と話したように、前線の選手の役割でまだ迷いが見られている。
毎年のように前線の選手の入れ替えがありながらも攻撃的姿勢を維持できるのは、チームにフィットできる選手の“基準”ができているからで、そういう意味でも完成度の高さはマリノスにあった。
そのリカルド・ロドリゲス監督が昨年まで率い、ある意味、リカルド・サッカーの完成度が高い徳島ヴォルティスが次節のマリノスの対戦相手である。開催地は、ニッパツ。トリコロールの完成度の高さと、J1奪還を狙うチームの“強さ”を、スコアと内容で証明してみせる。