■2得点はどちらも「マルコス・ジュニオール→仲川輝人→前田大然」

 2点目も、前田大然、マルコス・ジュニオールが相手ペナルティエリアまでプレスをかけ、そこからのいなす縦パスを扇原が刈り取って、ダイレクトでマルコス・ジュニオールに縦パスを送ったところから始まる。いずれの得点も、浦和の攻撃を封じることと横浜の攻撃を生かすことが、一体となって生まれたものだった。

 さらに、この2得点はどちらも「マルコス・ジュニオール→仲川輝人→前田大然」と昨年から一緒にプレーする前線の3人が絡んで生まれたものだ。マルコス・ジュニオールはさらに3点目をアシストしている。

 浦和は、トップ下に小泉佳穂が入り、チームの潤滑油として機能しているが、こうした決定機を作りだす回数はとても少ない。小泉とマルコス・ジュニオールではそもそも役割が違うが、小泉が試合後に

PHOTO GALLERY ■【画像】浦和レッズと戦った横浜Fマリノスの写真全49枚■
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5