■「MVP」は徳島J1昇格&優勝の立役者!
MVP:岩尾憲(徳島)
全42試合でピッチに立ち、37試合にフル出場している。攻撃の組み立てから崩しまでに関わり、優れた状況判断でボールを的確に展開していく。ボール奪取能力に優れながら警告は2度だけで、ハードでありながらフェアなプレーを実践した。彼抜きに徳島の優勝は考えられなかった。
最優秀監督:リカルド・ロドリゲス(徳島)
就任4年目の今シーズンは、戦術的に洗練されたチームを構築。キャプテン岩尾を中心に保有戦力を巧みに組み合わせ、選手同士がお互いの良さを引き出す化学反応を生み出していった。
新人王:藤田譲瑠チマ(東京V) 41試合出場3得点
ユースから昇格1年目の18歳ながら、ポゼッションを志向するチームで中盤のアンカーとして機能。ボール奪取とハードワークに優れ、攻撃にも効果的に関われるようになっていった。U-19日本代表候補にも継続して招集されており、J1クラブが触手を伸ばしている。
ジョーカー:河田篤秀(徳島) 37試合出場9得点
9得点のうち7点は途中出場であげたもの。20節の新潟戦では82分からの出場で決勝点、30節の群馬戦では90プラス3分で決勝点を挙げるなど、勝負強さを発揮してチームに勝点をもたらした。