2020年J2「ベスト11」+α(2) MVP&最優秀監督は徳島から!新人王はJ1が狙う18歳ボランチ【戸塚啓J2のミカタ】の画像
藤田譲瑠チマ(東京V)  写真:森田直樹/アフロスポーツ 
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■控えメンバーには、磐田の「高精度左足」CB、前半戦大躍進の北九州のエースも選出!

【控えメンバー】

GK セランテス(福岡) 26試合出場

 出場試合数は「26」に止まるが、勝点につながるビッグセーブを何度も見せた。福岡を契約満了となり、日本国内で新天地を探している。

DF 岸本武流(徳島) 39試合出場2得点

 右サイドを主戦場に最終ラインでも中盤でもプレーし、左サイドでの起用にも無理なく応えた。仕掛けとクロスに見どころがあり、7アシストを記録。

DF 伊藤洋輝(磐田) 37試合出場2得点

 J1昇格争いに絡めなかったチームで、今シーズンもっとも成長を遂げた選手と言っていい。フベロ前監督によってボランチからCBへコンバートされ、左足から繰り出すフィードを生かして最後尾からゲームを組み立てた。

MF 秋野央樹(長崎) 40試合出場0得点

 カイオ・セザールとのダブルボランチはチームの心臓であり肺。守備に軸足を置きながらゲームメイクを担い、主将としてチームを牽引した。

MF 高橋大悟(北九州) 41試合出場9得点

 2列目の右サイドを基本ポジションに、ケガ人続出の時期はボランチでもプレーした。意外性のあるプレーで得点機に関わっていくレフティーで、9得点6アシストは悪くない成績だが、もっとできるとの期待も抱かせる。

FW ディサロ・燦・シルヴァーノ(北九州) 35試合出場18得点

 DFとの駆け引きで勝負するストライカーで、7節から13節まで出場した6試合で連続ゴールを決め、チームを上昇気流に乗せた。試合を重ねるごとに得点パターンを増やしていった印象がある。

FW 山口一真(水戸) 35試合出場15得点

 リーグ最多の68得点を記録したチームで、15得点7アシストを記録。ゴールへの意欲が貪欲で、リスタートのキッカーも担当した。

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