■水戸の秋葉監督も続投

 20年シーズンの終了を待たずに、新シーズンへ向けた監督人事を明らかにするクラブが出てきている。12月17日時点で発表されたものは以下のとおりだ。

【続投】

山形(石丸清隆)、水戸(秋葉忠宏)、栃木(田坂和昭)、東京V(永井秀樹)、町田(ランコ・ポポヴィッチ)、松本(柴田峡)、新潟(アルベルト)、金沢(柳下正明)、岡山(有馬賢二)、琉球(樋口靖洋

【退任】

大宮(高木琢也)、京都(實好礼忠)、愛媛(川井健太)、山口(霜田正浩

【就任決定】

京都(チョウ貴裁)

 前節終了後からさらに、水戸の秋葉忠宏監督の続投が発表されている。

 就任1年目の今シーズンは、ここまで15勝10分16敗の11位となっている。現福岡の長谷部茂利監督が率いた昨シーズンの7位を、上回ることはできない。しかし、「ベンチを見て指示を仰ぐのではなく、ピッチのなかでどんどんやってもらいたい」という自立したサッカーを掲げたチーム作りは、リーグ最多の67得点を叩き出すことにつながった。

 伝統的に水戸は、J1、J2のクラブから期限付き移籍で加入している選手が多い。今シーズン15得点をあげた山口一真も、鹿島アントラーズからのレンタルだ。21年シーズンはどのようなチームを秋葉監督に託すのか、まずはフロントの編成が注目される。

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