■山岸祐也が福岡移籍後初ゴール
2位の福岡は、18位のFC琉球を3対1で退けた。
勝利の立役者は山岸祐也だ。
モンテディオ山形から10月に完全移籍し、前節まで7試合に出場してきたが、得点をあげることはできていなかった。山岸自身は「そんなに焦りはなかった」というが、31分の先制点と73分の追加点が勝利につながったことで、試合後のフラッシュインタビューでは安堵感を滲ませた。
「落ち着いて自分のプレーをしていけばいつかはいい流れというか、いいボールが来ると思っていたし、今日は(遠野)大弥がいいパスをくれたので、ホントに仲間に感謝しています」と笑顔を浮かべた。長谷部茂利監督も、「彼自身が望んでいたゴールだったと思うし、チーム全体で彼に取ってくれというところがあったので、そういう意味でも良かったゲームです」と話している。
中盤では重廣卓也の復帰も心強い。7月29日の愛媛戦を最後にケガで戦列を離れていた25歳のボランチが、復帰後初の先発フル出場を果たしている。これもまた、長谷部茂利監督には頼もしいだろう。