J2序盤戦ベストイレブン(1)CBは磐田の「最終ラインのゲームメーカー」【戸塚啓J2のミカタ】の画像
ジュビロ磐田・伊藤洋輝  写真:西村尚己/アフロスポーツ
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■誰が選んでもこの11人なら評価されるはず

 2020年のJ2リーグは、全日程の3分の1にあたる14節を消化した。そこで今回は『J2のミカタ』特別版として、序盤戦のベストイレブンをピックアップしてみた。なお、28節終了時には中盤戦の、全日程終了時にはシーズンを通してのベストイレブンを、それぞれ発表していく予定である。

 選考基準をふたつ設けた。ひとつは14試合のうち10試合以上に出場していること、先発出場が5試合以上あること、である。出場については3分の2、先発は3分の1相当を目安に、ということだ。

 また、チームの成績も考慮した。いかに優れたパフォーマンスをしていても、現時点ではチームの結果に結びつかなければ評価しにくい。これがシーズン最終盤になれば、また違う見方もできるものだが。

 システムは4-4-2とした。3バックを採用しているチームはもちろんあるが、首位のV・ファーレン長崎、2位のギラヴァンツ北九州、3位の徳島ヴォルティスが4バックをメインとしており、上位チームの選手が選考の中心となるため、今回は4バックにしている。

 22チームから11人+7人の控えメンバーを選ぶのは、誰にとっても難しい作業のはずだ。選考に異論があるのは承知している。それでも、ここに選んだ11人プラス7人の控えメンバーが、評価されるべきパフォーマンスを見せているのは確かだ。

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