■雰囲気が「ガラッと変わった」選手交代
――他にも、良い意味でも悪い意味でも目を引いた選手はいますか。
大住「やっぱり久保建英だよね」
後藤「良い意味で目を引くのは久保と上田綺世だね」
大住「ボリビア戦でも上田がピッチに立っただけで、試合の雰囲気が変わったもんね」
後藤「3人同時交代だったけど、あれだけ雰囲気がガラッと変わるというのは、滅多にないことだよね」
大住「そうだね。町野修斗も活きたよね」
後藤「そうそう。中村敬斗が左に張っていないで、バイタルエリアをあちらこちらに行ってかき回したし、あの3人が入ってすっかり変わった」
大住「これまでは南野拓実は大丈夫かなと思っていたんだけど、ボリビア戦では攻撃のリーダーになっていたよね」
後藤「彼はゲームの流れを見ながらポジションを変えられるんだよね」
大住「ワールドカップではどうかなという気持ちもあるけど、ああやってチームのために動いてくれる選手は非常に貴重。たとえば、南野と鎌田大地を交互に使うとか、南野を先発させて鎌田を交代出場させて勝負するというのもありかなと思った」
後藤「僕は良くなったと思っていたのに、前回シリーズから大住さんの南野への評価が低いから心配していたけど、ようやく認めていただけたね。鎌田大地も良くなってきたよ」
大住「ボリビア戦で皆が良くない時間帯でも、南野は非常に良かった。それにはすごく関心したね。鎌田は最初のシュートは見事だったけど、その後は流しているような感じがしたな」
後藤「彼はそう見られがちなだけですよ」








