サッカー日本代表が挑む北中米ワールドカップ最終予選が間もなく始まる。そして、そのメンバー発表が8月29日に行われることとなった。注目は、今夏に行われたパリ五輪のメンバーから“昇格”はあるのか。2つの代表の現状を考察する。
直近のA代表に召集されたDF登録の選手は8人。長友佑都、谷口彰悟、板倉滉、町田浩樹、冨安健洋、伊藤洋輝、橋岡大樹、菅原由勢という構成だった。さらに中山雄太と毎熊晟矢の左右のサイドバックもアピールしており、CBとしては渡辺剛、瀬古歩夢、藤井陽也らも控えている。
そんなA代表での最年長は長友で37歳。また、33歳で初めて欧州にクラブに移籍をした谷口もいる。中長期的な目で見れば世代交代の可能性もあるだけに、パリ五輪世代としては、年齢的な面も考慮してアピールしたいところ。
そのパリ五輪代表として選出されたDF登録の選手は大畑歩夢、西尾隆矢、木村誠二、関根大輝、鈴木海音、高井幸大に、バックアップメンバーの内野貴史を含めた7人だ。また、大会を前に離脱することとなった半田陸もいる。