【パリ五輪メンバーが挑むA代表召集で立ちはだかる壁とは(2)】分厚い選手層の最終ラインに食い込めるか……関根大輝、高井幸大、大畑歩夢のさならなる成長に期待の画像
パリ五輪でのU-23サッカー日本代表・関根大輝、高井幸大、大畑歩夢ら 写真:日本雑誌協会代表撮影/中地拓也

 サッカー日本代表が挑む北中米ワールドカップ最終予選が間もなく始まる。そして、そのメンバー発表が8月29日に行われることとなった。注目は、今夏に行われたパリ五輪のメンバーから“昇格”はあるのか。2つの代表の現状を考察する。

 直近のA代表に召集されたDF登録の選手は8人。長友佑都谷口彰悟板倉滉町田浩樹冨安健洋伊藤洋輝橋岡大樹菅原由勢という構成だった。さらに中山雄太毎熊晟矢の左右のサイドバックもアピールしており、CBとしては渡辺剛瀬古歩夢藤井陽也らも控えている。

 そんなA代表での最年長は長友で37歳。また、33歳で初めて欧州にクラブに移籍をした谷口もいる。中長期的な目で見れば世代交代の可能性もあるだけに、パリ五輪世代としては、年齢的な面も考慮してアピールしたいところ。

 そのパリ五輪代表として選出されたDF登録の選手は大畑歩夢西尾隆矢木村誠二、関根大輝、鈴木海音、高井幸大に、バックアップメンバーの内野貴史を含めた7人だ。また、大会を前に離脱することとなった半田陸もいる。

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