■「しがみつくようなゲームをやっていく」と磐田・横内監督
8月19、20日に行なわれるJ2リーグ第31節で、清水対町田戦に並ぶ好カードがヴァンフォーレ甲府対ジュビロ磐田だ。
ホームの甲府は勝点47の7位につけており、J1昇格プレーオフ圏の6位のV・ファーレン長崎と同勝点だ。8位のザスパクサツ群馬とも同勝点で、プレーオフ圏へ食い込むために負けられない試合が続く。
対する磐田は、勝点54の2位だ。3位の清水エスパルス、4位の東京ヴェルディとは勝点2差で、J1自動昇格圏の2位を守るためにも負けられない試合となる。
甲府は28節から3試合勝利がない。28節は栃木SC、29節はツエーゲン金沢と、下位チームに連敗を喫した。前節のいわきFC戦では、GK河田晃兵が開始早々に負傷交代するアクシデントに見舞われた。結果は1対1で、連敗からは脱出している。
磐田は仕切り直しの一戦となる。前節のFC町田ゼルビア戦では、PKを2本献上して1対2で敗れた。首位チームとの勝点差を詰めることはできなかったが、横内昭展監督は試合後すぐに前を向いた。
「僕らは追いかけるだけ。しがみつくようなゲームを、毎試合やっていかないといけない。今日の試合ですべて終わりなわけではない。まだ10数試合残っている。次のゲームにしっかり目を向けていきたい」と話した。J1昇格のためにファイティングポーズを取り続けていく覚悟を、改めて示した。