他にも、ホームチームが恩恵を受けそうなカードがある。9位のサガン鳥栖と、5位セレッソ大阪の対戦だ。
このカードには、ある傾向がある。今季前半戦も含めて、実に7試合連続でホームチームが勝点を手にしているのだ。
その傾向とともに気になるのが、鳥栖のホームゲームでの引き分けの多さ。鳥栖の7勝7分6敗とドローが多く、しかも2020年から3シーズン連続で駅前不動産スタジアムでは引き分けに終わっている。両チームの最近の調子を鑑みても、ドローを抑える理由は十分にある。
逆にアウェイチームが勝点を持ち帰る傾向が強いのが、今節行われる「裏天王山」。17位柏レイソルと18位湘南ベルマーレの対戦だ。
昨季の対戦でも、互いにアウェイで勝利して1勝1敗だった。ともにチームは苦しみ続けており、勝点1差の対決はドロー決着が妥当か。
16位の横浜FCも、現在の川崎相手には引き分ける力はあるとみる。よって、残留争いは混沌とした状況が続きそうだ。
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