■徳島の背番号10がボルトガル1部へ!
新潟の本間至恩に続いて、J2からの海外移籍が発表された。徳島ヴォルティスの渡井理己が、ポルトガル1部のボアヴィスタFCへ期限付き移籍することになったのだ。
静岡学園高校から18年に徳島入りした渡井は、プロ2年目の19年から頭角を現わし、20年には38試合出場6得点4アシストでJ1昇格に貢献した。
4-3-3のインサイドハーフ、4-4-2のサイドハーフ、4-2-3-1の2列目が適正ポジションで、ドリブラーでありながら周りの選手を効果的に使うことができ、ディフェンスでもしっかりとハードワークする。J2を沸かせてきた徳島の背番号10が、本間至恩に続いて海を渡ることとなった。
渡井をポルトガルへ送り出した徳島は、杉本太郎(アビスパ福岡)を完全移籍で獲得している。17年、18年に徳島に在籍した杉本は、4年ぶりの復帰となる。攻撃的なMFをすかさず補強し、戦力ダウンを最小限に止めた。