■小川航基は豊富な得点パターンで10ゴール
開幕から10試合で10ゴールと、新天地でポテンシャルを爆発させた。1トップと2シャドーの一角で起用され、どちらのポジションでも周囲と連携しながらゴールを陥れている。得意のヘディンシュートで4点をあげているが、右足の無回転ミドルあり、左足ボレーあり、泥臭く詰めた1点ありと、ゴールパターンは豊富だ。11節以降は5試合連続ノーゴールとなっており、再びチームを浮上させる得点を決められるか。
2トップ 藤本佳希(モンテディオ山形)
愛媛FCから移籍1シーズン目で、すでに7得点を記録している。相手守備陣の視野の外から、シュートできるポジションへ巧みに入り込んでゴールを陥れる。ゴール前で駆け引きをしながらワンタッチでフィニッシュへ持ち込めるプレースタイルが、山形のアタッキングフットボールにマッチしたようだ。
監督 松橋力蔵(新潟)
ヘッドコーチから昇格した就任1シーズン目は、開幕から4戦勝ちなし(3分1敗)と難しいスタートとなった。それでも、8節からは8戦負けなし(6勝2分)とチームを上昇させた。ショートパスだけでなく中長距離のパスを効果的に織り交ぜ、選手をローテーションしながら起用することで全体の底上げを実現している。