■4連勝の甲府が7位に浮上
その他のカードでは、2位のベガルタ仙台が14位のロアッソ熊本を2対0で下した。原崎政人監督のチームは連勝だ。首位の横浜FCが2試合連続で引分けたため、両チームの勝点差は「7」から「5」に縮まった。
3位の東京ヴェルディはヴァンフォーレ甲府に敗れ、4試合連続で勝星がない(1分3敗)。順位も5位に後退している。
対照的に、ホームで勝利した甲府は4連勝だ。ここにきて一気にギアを上げており、7位までランクアップしている。
アルビレックス新潟も調子がいい。今節は岩手を2対0で退け、4月に入ってからは4勝1分と勝点を積み上げている。こちらは順位をひとつあげて3位だ。
山形も状態を上げている。アウェイで徳島ヴォルティスから1対0の勝利をつかみ、4戦負けなし(3勝1分)で16位から11位へステップアップした。
現時点で黒星にカウントされている8節のファジアーノ岡山戦は、競技運営の適用ミスで再試合が決定している。上位との勝点差をさらに詰めておけば、7月以降の再戦が大きな意味を持ってきそうだ。
下位ではFC琉球が苦しい。今節はツエーゲン金沢とホームで引分け、8試合勝利なしとなった。ホーム連戦となる次節は、好調の新潟を迎える。琉球にとっては一戦一戦が正念場だ。