■1試合に2人ずつ変えれば6月で8人入れ替え
――それでも今後に目を向けると、大きくチームを変えていくのはリスクだとはっきりしたということでしょうか。
後藤「少しずつテストをして、最終的に大きく変わったというなら、それはとても良いことなんだよ。今より良い形になるわけだから」
大住「全部がうまくいくはずがいくわけはないんだけど、6月の4試合で試合ごとに2人ずつ変わっていったら、8人変わることになるんだよね。古橋亨梧がずっとケガで離脱していて、前田大然も大迫勇也もいないという今回のような状況なら、堂安律や鎌田大地を含めて、テストのしようはあると思う。それにしても、ワールドカップが開幕する11月までの時間と試合数を考えれば、今回のような総入れ替えではなく、本大会を想定したメンバーに加えて、本当に状態が良い選手を使って、ある程度のプレー時間を与えるという強化の方法が良いと思う」
後藤「もうすぐ決まる対戦相手のことも考慮して、次の対戦相手はこうだからこれをテストしてみようとか、テーマをひとつひとつ設定して、それを選手にも分かるように説明して、そうやって取り組んで変えていかなきゃ」
大住「そういうことが分かったことが、今回の収穫だね」