そう考えて見てみると、確かに「開幕に強いチーム」があった。セレッソ大阪である。2019年にはヴィッセル神戸、2020年には大分トリニータ、2021年には柏レイソルを相手に、いずれも完封勝利を飾っている。
そんなC大阪と今回対戦するのは、横浜F・マリノス。ホームで迎え撃つことになる横浜FMは、ここ3年の開幕戦は1勝2敗と、C大阪に比べると「分が悪い」。しかも頭が痛いことに、横浜FMはC大阪を相手に、2018年以降のリーグ戦で1勝1分6敗と大きく負け越しているのだ。昨季2位の横浜FMのホームゲームであるが、ここはC大阪の勝利を予想する。
C大阪以外に3年連続で初戦で同じ結果を出しているチームがひとつある。鹿島アントラーズである。
出ている結果は、常勝軍団としては意外なものだ。2019年には大分トリニータ、2020年にはサンフレッチェ広島、2021年には清水エスパルスを相手に敗れているのだ。
ただし気になるのが、今回対戦するガンバ大阪の戦績だ。過去3年のうち、こちらも2敗を喫している。
ここで考えたいのが、両チームの状況だ。鹿島もG大阪もコロナ禍に泣かされ、満足な準備ができていないと考えられる。鹿島はレネ・ヴァイラー監督がまだ来日できず、G大阪はキャンプ中に新型コロナウイルス陽性判定者が出たために活動できない時期があった。ともに開幕戦の戦績が良くなく、マイナス要素を抱えている同士ということで、ここは痛み分けを予想する。
対照的な結果同士がぶつかるのが、湘南ベルマーレと柏レイソルの対戦だ。過去3年で、湘南は2敗、柏は2勝している。
その他、3年のうち2度同じ結果を出したチームを挙げてみると、名古屋グランパスが2勝。浦和レッズとサンフレッチェ広島が2度引き分けており、今回のtotoの対象ではないが、FC東京と川崎フロンターレもこの枠に入る。
開幕戦であり、コロナ禍において表に出てくるキャンプの情報も少ない。そういう時には、こういうアングルを変えた「法則」で勝負するのもアリだろう。
今回のtotoの購入締切は2月19日で、インターネット販売は13時50分、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分となっている。