■方向転換を迎える鹿島に日本代表FWが帰還
今シーズン、クラブ史上初めてヨーロッパの指導者を招へいした鹿島アントラーズ。新指揮官にはスイス人のレネ・ヴァイラー監督が就任した。
クラブとして新たな道を切り開こうとするこの重要なシーズンには、ベルギーから帰還したFW鈴木優磨に注目が高まる。日本に居た頃はフィジカルの強さが目立っていたが、シント=トロイデンではポジショニングの巧みさや動き出しの質が向上。
万能型のFWへと進化を遂げた男はクラブのレジェンドである小笠原満男が身につけた「40番」を新たに背負うことを選択した。
「鹿島イズム」を背負う25歳が持つ強いメンタリティは、若きストライカーの上田綺世や荒木遼太郎にも刺激を与え、チームを活性化するはずだ。CFのファーストチョイスとして、シーズン序盤からの大暴れに期待がかかる。