【サッカー日本代表2021年分析】久保建英、伊東純也「不在」のサウジアラビア戦で惨敗!不明瞭な交代意図、「個」の力頼みの攻撃でついに崖っぷち…【森保一監督による2つの勝負手・前編】【フォーメーション図】(2)の画像
森保一監督   撮影:中地拓也
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■交代カードの使いみちはあるはずだが…

 カタールW杯アジア最終予選初戦、惨敗を喫したオマーン戦に続く中国戦では、鎌田大地に代わって久保建英がトップ下で起用された。2列目の左サイドは、古橋亨梧が先発で起用された。鎌田、原口元気ともに、オマーン戦のパフォーマンスは物足りないものだった。入れ替えは当然だっただろう。

 試合は1対0で勝利する。森保監督は後半開始早々に古橋から原口、同30分過ぎに伊東純也から鎌田へスイッチした。最後の交代は後半43分で、長友佑都を下げて佐々木翔を送り込んだ。

 オマーン戦後に離脱した南野に代わって、この試合ではオナイウ阿道が追加招集されていた。中国戦が行なわれたドーハへ先乗りしていた守田も、ベンチに控えている。交代カードの使いみちはあったはずだが、森保一監督はオマーン戦に続いて交代枠を2つ残した。

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