■世代別代表では背番号10も!?

 ベガルタ仙台の至宝とも謳われたのが23歳MF佐々木匠だ。仙台の下部組織出身である同選手は2016年にトップチーム昇格。クラブ史上最年少となる16歳3か月でベンチ入り。2017年には徳島ヴォルティス、2018年にはカマタマーレ讃岐、2019年にはレノファ山口FCへそれぞれレンタル移籍し、徐々にステップアップ。年代別の日本代表では背番号10も背負った逸材である。

 今季はJ1でわずか4試合の出場にとどまった。しかし、年代別の日本代表にも選出されていることからも分かるように実力は折り紙付き。過去にはユトレヒトへの海外研修を経験。結果的にはオランダ移籍は実現しなかったが、海外移籍には前向きだろう。まだ23歳と若く、ポテンシャルもある選手だ。Jリーグで十分な成績を収めて、海外へと羽ばたいて欲しい。

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