■「エンゴロ・ケント」とは?
今季大卒ルーキーながら川崎フロンターレで活躍したのが橘田健人だ。チームメイトである脇坂泰斗がツイッター上でチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテにちなんで橘田につけた愛称が「エンゴロ・ケント」だ。その名の通りボール奪取能力にも長けていて、アンカーとしての役割もキッチリこなす。また小気味のいい動きでプレーし、抜群の展開力で攻撃にリズムを生み出すことができる。
シーズン序盤は出場機会が限られていたものの、中盤戦あたりからジョアン・シミッチからポジションを奪いアンカーとしてプレー。今季は29試合に出場し、川崎Fの優勝に貢献した。適応能力もあり、器用な一面もある。すぐにでも海外移籍を勧めたい選手の一人だ。遠藤航の後継者候補に名乗り出るためにも、海外で揉まれた方がいいかもしれない。