2021年のJリーグも終わりが近づいている。Jリーグアウォーズを前にして、サッカー批評では編集部がJ1のベストイレブンを選出。今回は年間100試合を撮影するカメラマンHのセレクション。あなたの選ぶ11人+ベンチメンバーは?
■項目として独立させたい旗手
旗手怜央はサイドバックとしても選びたいし、ミッドフィルダーとしても選びたい、というのを最後まで迷っていた。
だからここでは、旗手怜央、という項目で独立させておこうと思う。
この企画を受けた時に真っ先に旗手の名前が挙がった。推進力や対人の強さ、そして賢さで、どこでプレーしてもそこにいるのが旗手怜央であるということを出せる。そんな彼を、どこで選ぶのか、というのが難しかった。2021シーズンのJリーグを象徴する選び方をするならば左サイドバックがよさそうだが、インサイドハーフでのプレーも見事であったし、アタッカーとして動く場面でも良さを出していた。
結果的に、最終的な図を作る時に旗手がいればどんな選出でもチームとして成り立つのではないか、ということで後回しになり、他のフィールドプレーヤー9人との関係でこうなった。可変すればどうとでもなりそう、という言い訳をつけておく。