■ベルギーで活躍する司令塔

森岡亮太 写真:Panoramic/アフロ フォーメーション図:サッカー批評編集部

 森岡亮太もベルギーで活躍している一人だ。森岡は2019年にアンデルレヒトからシャルルロワへレンタル移籍。その後、完全移籍へ移行した。そして活躍が認められると、今年10月11日に2024年6月30日までの契約延長を勝ち取った。

 森岡はトップ下が主戦場だが、インサイドハーフやボランチでもプレーすることができる。日本の新たなオプションである4-3-3ではインサイドハーフでプレーでき、4-2-3-1ではボランチ、もしくはトップ下でもプレーすることができる。代表で調子を落としている鎌田大地の代役としても考えられる。

 森岡の特徴はやはりパスだ。中盤から正確無比なパスを送ることができる。サイドに伊東純也浅野拓磨のようなスピードタイプのウィンガーがいれば、チャンスに繋がる可能性がある。また、それだけではなく、10月22日のベルギー1部第12節セラン戦で見せたドリブル突破からのゴールのように、技術に裏打ちされたドリブル突破も武器だ。さまざまな可能性を秘めている森岡も代表のラストピースになり得る存在だ。

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