■中盤3枚の顔ぶれは?

 勝利したオーストラリア戦の4−3−3が今後のフォーメーションとして基盤となっていくのなら、アンカーには遠藤航が絶対に必要だ。ここは外せない。そう考えると、インサイドハーフに田中碧を置き、久保建英を入れたい。だが現状、怪我の影響により久保の招集は難しい。そうなると、オーストラリア戦でもスタメン入りした守田英正が相応しいのかもしれない。しかし、ここは新たな選手を抜擢してほしい。

 それが、ベルギーのシャルルロワでプレーする森岡亮太だ。代表では2018年3月以来プレーはないが、ベルギーリーグでは現在も活躍。今季はここまでリーグ戦10試合に出場2ゴール4アシストを記録。シャルルロワで司令塔としてプレーし、攻撃面でチームに貢献している。

 森岡はトップ下のみならず、インサイドハーフでもプレーできる。調子を落としている鎌田大地の代わりとなれる存在と言えるだろう。場合によっては田中を一つ後ろに下げ、田中と遠藤のダブルボランチにして三角形にするという手もある。オプションが増えるという意味では、森岡の招集はありだろう。

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