【J2「8強」で五輪中断突入(1)】クラモフスキー山形、6連勝で首位まで「勝ち点6」!「連動」を具現化し磐田撃破!!【戸塚啓のJ2のミカタ】の画像
中原輝(山形)   写真 /アフロスポーツ

■クラモフスキー監督の山形がクラブタイの6連勝

 東京五輪による中断前最後のJ2リーグ23節が、7月17、18日に行なわれた。

 注目すべきは首位のジュビロ磐田と6位のモンテディオ山形の一戦だっただろう。磐田は12戦負けなし(9勝3分)、山形は9戦負けなし(8勝1分)と、好調なチーム同士の激突となったからだ。

 磐田のホームで行なわれた試合の結果は山形の勝利に終わった。前半に2ゴールを奪い、磐田の反撃を1点に抑えた。

 就任2年目の石丸清隆監督とともに迎えた今シーズン、山形は勝ち切れない試合を繰り返した。9節のV・ファーレン長崎戦に1対3で敗れ、1勝4分4敗の20位となった時点で、フロントは体制を刷新する。石丸監督を解任し、ピーター・クラモフスキーを招へいした。

 オーストラリア出身の新監督は、14節の愛媛FC戦から采配をふるった。ここから山形は、勝点を量産していく。

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