浦和レッズはベガルタ仙台に対して、リーグ戦とカップ戦を合わせて21勝10分3敗とほとんど負けたことがない。順位の開きを考えても、今回も浦和優位にみえる。
だが、リーグ戦の直近5試合を比べれば、ともに2勝2分1敗と五分の星勘定だ。さらに内訳に目を移すと、仙台は名古屋グランパスを下し、鹿島アントラーズと引き分けるなど、上位を相手に善戦している。
浦和は連勝中であり、大胆に仙台の勝利とは予想できないかもしれない。だが、仙台はホームで浦和を相手に3勝6分6敗と「健闘」している。引き分けを予想する価値は十分にあるだろう。
J2での注目は、やはり2位のジュビロ磐田と3位アルビレックス新潟による上位対決だろう。新潟が勝てば勝ち点44で並ぶが、得失点差により逆転して2位へと浮上する。
J2はこの第21節が、シーズン折り返し前の最後の試合となる。リーグ戦では例年、互いに初顔合わせとなる前半戦で情報を蓄積し、後半戦での対策へとつなげていく。
この2チームの直近の対戦では、2016年は1勝1分で痛み分けたが、17、20年は1勝1分で磐田が勝ち越している。つまりは毎回、磐田が勝利を挙げているのだ。
注目したいのは、磐田が「いつ勝ったか」だ。上記の磐田の3勝は、いずれもシーズン前半戦に挙げたものなのだ。
後半戦に入ると、新潟の意趣返しがあるかもしれない。だが今回は、直接対決で磐田がさらに勝ち点3差を広げると予想する。
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