「サッカー批評のtoto予想」(第1242回)5月30日「仙台対C大阪」と横浜FM、ガンバに漂う「波乱の予感」の画像
画像:サッカー批評WEB編集部
■編集部の予想は、こちらから!■

 今回のtotoではJ1第17節の9試合と、J2第16節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 ガンバ大阪横浜FC。過去の戦歴には大きな差があるが、現在ではともに降格圏に沈む同士だ。

 両チームは前節、ともに昇格組と対戦した。G大阪は徳島ヴォルティス相手に今季2勝目を挙げたが、まだチームは本調子ではない。一方の横浜FCは、強力な外国人選手を複数擁する福岡と引き分けた。横浜FCはフォーメーション、人選ともに早川知伸監督が頭脳をフル稼働させ、結果が出るようになっている。

 それにこの両チームの過去の対戦をひも解くと、決してG大阪が圧勝しているわけではない。3勝3分とG大阪の勝率5分ではあるが、引き分ける率も50%なのだ。しかもG大阪の方が、ミッドウィークの前節からのリカバリーの時間が1日少ない。陣容、状態、対戦成績を鑑みるに、引き分け1本で勝負するのはありだろう。

 同じ理由で「プチ波乱」の引き分けを予想するのが、ベガルタ仙台セレッソ大阪の対戦だ。

 仙台は昨季の不調を引きずり、なかなか勝利を手にできなかった。だが、5月初日にリーグ戦初勝利を挙げると、首位独走の川崎フロンターレ相手に2-2と勝ち点を持ち帰り、前節には大分トリニータ戦に続いて2位の名古屋グランパスを下し、今季初の連勝を記録した。

 C大阪は攻守がかみ合わず、ずるずると順位を下げてきた。しかもJ2での対戦も多い両チームの過去のリーグ戦での顔合わせは、今回ホームで戦う仙台の9勝11分10敗。なんと、引き分けが一番多いのだ。相性と現状を考えると、やはり「0」で勝負したくなる。

PHOTO GALLERY ■編集部の予想は、こちらから!■
  1. 1
  2. 2