J1リーグ第11節 浦和レッズー大分トリニータ
4月25日(日)|16:00 埼玉スタジアム2002
シーズンもおよそ3分の1に差し掛かった。今節で軌道修正を図れるのは、どちらのチームか。
浦和は、4年ぶりの4連勝がかかった前節のC大阪戦では0-1で敗戦。自分たちのスタイルを貫き、勢いを増していただけに、連勝を止める敗北は手痛いものとなった。気持ちを新たに、今節に臨みたい。
一方の大分は、6連敗中で降格圏に沈む。3月6日の第2節・横浜FC戦を最後に勝ち星から遠ざかっている。無得点のゲームが続く中、今節では、およそ1か月半ぶりの勝利をサポーターに届けたいところ。
両チームとも前節で敗れているため、ここで巻き返しを試みたい。リーグ中盤戦に向けて、波に乗るのはどちらのチームか。
■浦和レッズ
10位 勝ち点14 4勝2分4敗 8得点13失点 得失点差-5
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】トーマス・デン、武田、藤原
【直近5試合結果】
ル○2-1 横浜FC(A)
L●0-1 C大阪(A)
L○1-0 徳島(H)
L○2-0 清水(A)
L○2-1 鹿島(H)
【通算対戦成績】
H 14試合・10勝1分 3敗
A 15試合・ 4勝5分 6敗
計 29試合・14勝6分 9敗
【直近対戦成績】
2020年10月31日 J1第25節 △0-0(A)
2020年 8月29日 J1第13節 ○2-1(H)
2019年10月18日 J1第29節 ●0-1(H)
2019年 6月30日 J1第17節 ●0-2(A)
2013年 8月17日 J1第21節 ○4-3(H)
【今節のみどころ】
前節のC大阪戦は、ほとんどの時間帯で浦和が主導権を握った。多くの決定機を作ったが、決めきることができず、逆に相手のひとつのセットプレーに屈した。手ごたえのある内容だっただけに、4連勝を逃したことは痛手だった。しかし、水曜日に行われたカップ戦・横浜FC戦ではFW杉本健勇の2ゴールで逆転勝利を飾るなど、安定したプレーができている。リカルド・ロドリゲス監督の戦術がチームになじんできたことは大きな進歩で、選手たちが自信をもってプレーする姿も印象的だ。
今節は大分との一戦。前節の敗戦を引きずらずに、気持ちをリセットして臨みたいところ。今回もボールを保持する時間が相手よりも多くなるだろう。前節の反省を生かし、ゴール前でのクオリティを高め、チャンスを確実に仕留めることが求められる。
注目選手は、前節でJ1通算500試合出場を達成したGK西川周作。それまで2試合連続でクリーンシートを記録していたが、節目となったC大阪戦では無失点に抑えることができなかった。古巣を相手に、最後方から守備の統率を図れるか。