■家長が2得点、ダミアンが1得点2アシスト、三笘が1得点
さらに75分には、セットプレーからレアンドロ・ダミアンが追加点を奪う。70分から途中出場したMF脇坂泰斗のボールをDF谷口彰悟が頭で折り返したところを、ダミアンが右足で押し込んだ。この試合で2アシストしていたブラジル人ストライカーが、自ら得点を決めたのだ。
その後、FC東京に1点を返されるも4-2で試合は終了。多摩川クラシコのリードをさらに伸ばしてみせた。この試合で、家長が2得点、レアンドロ・ダミアンが1得点2アシスト、三笘薫が1得点と、先発3トップが4得点2アシストを記録。FC東京の守備を決壊させた。
この3人が、攻撃力を存分に発揮できたのには理由があった。鬼木達監督は、事前にこの試合を見据えており、“FC東京対策”を施して試合に挑んでいたのだ。